2016年11月22日火曜日

我が家の山野草 コケナデシコ、タカネヒメキンバイ

今日はよく晴れて暖かく、外で動き回ると暑いほどでした。
外で植物の手入れをするのが辛くなっていくこの時期、こんな過ごしやすい日は貴重ですね。




コケナデシコです。
洋種の矮性のナデシコだと思うのですが正確な種名(学名)が分かりません。
コケナデシコで検索するとヒットするコケマンテマとは全くの別物のようです。

暑さ寒さ共に強く、とても強健で育てやすいもので、かなり適当な管理でも生きています。




おまけにコンパクトで多花性、花も可愛らしいと、良いこと尽くめという感じなのですが…名前さえ分かればな、というのが唯一残念なところでしょうか。

ナデシコ属は原種だけでも何百種類とあり、それに自然交雑種や園芸品種を含めるともう数え切れないほどの種類があります。このコケナデシコも似たようなものが沢山あり、本当は一体何なのか見当もつかない、といったところです。




タカネヒメキンバイです。
これも洋種のキジムシロ属の一種ですが、やはり正確な種名は不明です。
おそらくPotentilla crantziiiの矮性のタイプではないかと思うのですが、確証はありません。

こちらも極めて強健で、日当たりと風通し、水はけさえ良ければまず枯れない丈夫なものです。




ごく小型、多花性で花期は長く、花も可愛らしいという、これもコケナデシコと同じくとても優れた花です。


どちらも良い花でこれからも長く作っていきたいと思えるものですが、それだけに、素性の良く分からない適当な名前のみで流通していることが残念だなと感じます。

横文字の名前、そして洋種の山草というもの自体が山草趣味家の一部の層には受けが悪いというのは分かりますが、販売する側の責任として、せめて学名はきちんと明記して欲しいですね。

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